女性の権利を国際基準に 国際女性デー山梨集会
国際女性デー山梨集会が16日、甲府市の男女共同参画推進センターで開かれ、約60人が参加しました。日本婦人団体連合会副会長の柴田真佐子さんが「女性の権利を国際基準に」をテーマに講演しました。
柴田さんは、「女性差別撤廃条約」の実効性を高める選択議定書の批准によって「ジェンダー平等と女性の権利が国際基準になる」と強調。昨年、国連の女性差別撤廃委員会が日本における実施状況を審議する前に、地方議会で広がった日本政府に批准を求める意見書請願運動を紹介しました。
柴田さんは「女性差別撤廃委員会の勧告は、選択的夫婦別姓制度の導入など実質的平等を実現するための踏み込んだものが多い。勧告をいかしてジェンダー平等実現のために声を上げよう」と呼びかけました。
山梨県では「日本政府に選択議定書の批准を求める意見書」が県内27市町村議会のうち、甲府市など19議会で採択され7割を超えました。活動交流では地方議員を巻き込んだ学習会などを通じて議定書の理解を深め、意見書を採択した北杜市の運動が報告されました。
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