大幅賃上げ、社会保障の充実を 春闘勝利決起集会
山梨県労働組合総連合(山梨県労)は13日、甲府駅南口で春闘勝利・諸要求実現総決起集会を開き、160人が参加しました。
上間正央議長は、政府も財界も賃上げが必要だという世論をつくったのは職場からの声が積み重なった結果だと強調。「大手企業は満額回答といっているが、中小企業や非正規の労働者の大幅な賃上げが求められている。物価高を上回る大幅賃上げめざして奮闘しよう」と呼びかけました。
山梨県高等学校・障害児学校教職員組合の石川公司委員長が連帯あいさつし、国の予算で軍事費が大幅に増加する一方で教育・医療・社会保障の予算が削られていると告発。「軍事費を削ってくらしや教育に回せと声を大にして訴えよう」と話しました。
ストライキ決行中の民間病院の労組委員長は「看護師不足で職員の健康や職場の状況は悪化の一途。地域の患者さんを思い働いている。病院に改善を求め、働きやすい職場にするためにたたかっていきたい」と決意を語りました。
集会は「大幅賃上げを、大軍拡・大増税ではなく社会保障の充実」を求めるアピールを採択し、市内中心部をデモ行進しました。
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