平和を考える2・11山梨県民集会
「第44回歴史に学び平和を考える2・11山梨県民集会」(実行委員会主催)が11日、甲府市内で開かれました。「建国記念の日」に合わせて毎年開催しているもの。青山学院大学名誉教授の羽場久美子さんが「近隣国との連携こそ日本の未来をつくる」をテーマに講演しました。
羽場さんは、明治期から日本が日清、日露戦争、第2次世界大戦と戦争を繰り返してきた歴史に触れ「二度と近隣国と戦争をしてはいけない」と話しました。戦争前夜といわれている情勢のなか、戦争を知らない若い世代に戦争の悲惨さを伝えていく必要性を強調しました。
羽場さんは、世界人口の推移や一人あたりのGDPなどの経済指標を使って、戦後の植民地主義の解放からアジア諸国の経済が大きく発展したことを紹介。アジア諸国が日本の重要な貿易相手国となっていると述べ戦争の準備でなく近隣国と連携する重要性を語りました。
集会では「日本国憲法、立憲主義を無視する様々な動きに強く反対し、日本国憲法の平和主義を世界に広げていく」とのアピールを採択しました。
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