核廃絶の運動次世代に ノーベル平和賞受賞記念イベント
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞を記念するイベントが2日、甲府市で開かれ。被団協代表理事の家島昌志さんが講演しました。県原水協や県原水爆被爆者の会などでつくる実行委員会が開催したもので約300人が参加しました。
家島さんは、3歳の時に広島で被爆した当時の惨状や「キューバ危機」など核戦争の危険を実例で告発。「非人道的な核兵器は廃絶しかない、平均年齢85歳を超える被爆者の思いを若者に引き継ぐことがいま大事だ」と強調。日本政府が核兵器禁止条約を批准するよう求めようと協力を呼びかけました。
講演後、県内在住の被爆者や大学生、高校生らが核廃絶の運動を次世代に繋ぐ大切さを語りました。高校生は、被団協の活動を調べ「核兵器や被爆の問題は、現在も続いている問題と感じた。自分が学んだことを身近な人に伝えたい」と語りました。
教員を志望する大学生は「核兵器の脅威が高まっており、教壇に立って戦争の悲惨さを伝えていきたい」と決意を述べました。
医師の若松宏美さんは「核使用まで秒読みだと痛感。医療者として被爆の治療に携わった医師の証言を語り継ぐ」と話しました。
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