登山鉄道 富士山を傷つける 反対署名7万人
富士吉田市の北口本宮富士浅間神社や観光連盟、山小屋関係者などでつくる「富士山登山鉄道に反対する会」は10月31日、同市で富士山登山鉄道に反対するフォーラムを開きました。
富士吉田市長や市議、県内で登山鉄道反対の活動を行っている3団体など約500人が参加しました。
反対する会代表で北口本宮浅間神社の上文司厚宮司は、反対署名が30日までに全国から7万人をこえたことを報告し「フォーラムを機に、登山鉄道はダメという客観的抗議を明らかにして反対の輪が広がっていくといい」とあいさつしました。
富士山の世界遺産登録に関わり、環境保全や「富士山学」を開講する渡辺豊博元都留文科大学教授が「富士山の現状と環境を考える」をテーマに講演しました。渡辺氏は、富士山の信仰の対象と芸術の源泉としての役割を強調。登山鉄道計画は「富士山を傷つけ、雪崩などによる登山客を危険にさらす」と中止を訴えました。
フォーラムで反対する会は、集まった署名を来週に県に提出し、国に対しても環境保全の要望書を提出する方針を明らかにしました。
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