政治資金不記載説明を 名取氏が知事に求める
県議会で4日、日本共産党の名取泰県議が一般質問に立ち、長崎幸太郎知事の政治資金不記載問題について県議会の場で説明するよう求めました。
名取氏は、知事が志帥会から受け取ったキックバックについて、年度ごとに比較すると不記載のあった1182万円を受け取った2019年度が突出していると指摘。知事の説明で、この年に志帥会事務局長が「事務所も大変でしょうから」と現金を渡そうとした理由をただしました。
長崎知事は「この年の知事選で二階会長が応援に入りパーティー券を多くの方が購入し、ノルマ超過分の返戻金相当額の寄付が多くなった。事務所人件費などが大変だろうと渡されたと推察される」などと説明しました。
さらに名取氏は、現金の管理について「他のお金と一緒に金庫に入れ残高管理をしていたという知事の説明は、金庫に保管して失念していたとうこれまでの説明が成り立たない」と追及しました。
長崎知事は「収支報告書に記載する処理を失念していた。現金を受け取ったことを忘れたわけではない」などと開き直りました。
名取氏は「不記載問題が不起訴になったからといって、知事の政治的責任が免罪されるわけではない。引き続き県民の目線で解明していく」と主張しました。
その他、学校給食費無償化、訪問介護事業所への支援、富士山登山鉄道構想の撤回などを求めました。
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