ゴルフ場開発3倍 自然壊す 名取氏が反対討論
県議会は最終日の10日、2024年度一般会計補正予算などを可決、閉会しました。日本共産党の名取泰県議がゴルフ場の開発面積を3倍まで緩和する条例改定案に反対討論を行いました。
名取氏は、改定案は県内のゴルフ場などの開発行為を現状の各市町村面積の2%から6%上限に緩和する内容だとして「条例の言う『安全で良好な地域環境を確保する』という目的にも、自然保護と調和をはかるとした議会の提言にも反する」と主張しました。
条例改定で「溶岩地帯の樹林地、その他工事により植生の回復が困難な樹林地」についての基準を削除することについて、名取氏は「自然保護の観点からすれば、明らかな後退だ。本県の自然の特徴を捉えた条例の規定を失うことになる」と強調しました。
さらに長崎幸太郎知事が記者会見で「県東部地域でコースの増設の要望があると聞いている」と発言していることについて「特定の開発行為を想定し、そのための条例改定を行なおうとしているのではないかという疑念を生じさせている」と指摘しました。
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