甲府空襲の惨禍語り受け継ごう ちょうちん平和行進
1127人が犠牲となった甲府空襲(1945年7月6日)を忘れず惨禍を語り受け継ごうと5日夜、甲府市内で「第50回甲府ちょうちん平和行進」が行われました。市内4コースからちょうちんを手にした約140人の参加者が甲府市役所に集結。平和集会を開きました。
甲府市原水協・党市議の木内直子実行委員長は「甲府空襲の体験が語り継がれ、市民のなかに反戦平和を望む人は多い。戦争で尊い命が奪われることを忘れずに声をあげて行動しよう」と訴えました。
樋口雄一市長が「核兵器廃絶と恒久平和の実現のための事業を継続する」とメッセージを寄せました。
集会では、甲府市在住の岩井紀子さんが小学1年生の時に甲府空襲にあった体験を語ったビデオを上映。岩井さんは「深夜なのにあたりは昼間かと思うほど真っ赤。布団をかぶって川に逃げた。翌朝、励ましてくれた老夫婦がなくなっていた。戦争で得るものは何もない。いやだと思わなければ嘘ですよ」と話しました。
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