草の根の運動が政治変える 市民連合やまなし講演会
市民連合やまなしは27日、甲府市で講演会を開き2022年の東京杉並区長選で当選した岸本聡子氏の選対本部長を務めたアジア太平洋資料センター共同代表の内田聖子さんが講演しました。
内田氏は、市民と野党が力を合わせて勝利した区長選を振り返り「政治をあきらめている人、選挙から遠ざかっている人に関心を持ってもらうよう対話を重視した。市民が中心となっていろいろな要望や提案を政策に生かした。とりわけ、女性に共感が広がり『ひとり街宣』など選挙運動が広がった」と語りました。
内田氏は「草の根の運動がなければ当選できなかった。選挙は続く。住民運動は常に継続していくことが大切。時々の選挙で関わり政治を変える力になる」と話しました。
市民連合の倉嶋清次共同代表は「いまの政治を変え、新しい政治をつくる。これに向かった運動を山梨でも広げよう」と訴えました。
参加した70代の女性は「コツコツと地域で活動する要求実現のための運動を持続していくことが大事だと思った」と話しました。
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