米海兵隊実弾砲撃訓練中止を 北富士共闘会議が県に要請
北富士演習場全面返還・平和利用県民共闘会議」(17団体)は4月23日、長崎幸太郎知事に同演習場で米海兵隊が5月15日から24日まで予定している実弾砲撃訓練の中止を申し入れました。
申し入れ書は「北富士演習場は米軍がインド太平洋地域で行う軍事作戦のための訓練場となっている。山梨県内で常態化する米軍機空中給油などもその一環だ。知事は県内で行われるすべての軍事訓練を拒否し、県是である『北富士演習場全面返還・平和利用』に徹すること」を求めました。
参加者は「広大な県有地を含む演習場は知事の許可がなければ使えない。知事は県民の平和利用の願いにこたえるべきだ」と訴えました。
北富士演習場対策室の担当者は「全面返還・平和利用の県是は変わっていない。申し入れは知事に伝えます」と答えました。
訓練は沖縄県道104号越え実弾砲撃訓練を移転したもので、同演習場では昨年11月以来20回目。米軍約300人、155ミリりゅう弾砲5門、車両約80台を使用する計画です。
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