看護学生奨学金拡充を 民医連など県に要請
山梨民医連と山梨勤医協の共立高等看護学院は4月9日、長崎幸太郎知事に看護学生の奨学金拡充を求める要請を行いました。同学院の教職員や学生ら6人が県の福祉保健部医務課を訪れ、「山梨県看護職員修学資金」を希望するすべての学生に貸与することなどを求めました。
県の「修学資金」は、県内で働くことを前提にして奨学金を貸与する(県内で3年働けば返済免除)制度ですが、申請する希望者全員が受けられていません。
参加した学生は「大学は学費が高くあきらめたけど看護師になる夢をあきらめないよう環境を作ってほしい」「希望するみんなに奨学金を貸与してほしい」と訴えました。
看護学院の教員は「学生は3年生になると実習や勉強でバイトができない。経済的に苦しい学生が多い。だれもがお金の心配なく学べるように予算を確保してほしい」と語りました。
日本共産党の名取泰、菅野幹子両県議が同席。菅野氏は「昨年度は申請しても29人が受けられていない。数の問題ではなく希望する学生がすべて受けられることが必要だ」、名取氏は「申請の条件が厳しくあきらめる人もいる。必要な人が申請できるようにすべきだ」と求めました。
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