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2024年5月

2024年5月18日 (土)

米軍実弾訓練に抗議 北富士共闘会議が集会

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北富士演習場で米海兵隊の実弾砲撃訓練が始まった15日、「北富士演習場全面返還・平和利用県民共闘会議」(17団体)は訓練の監視行動を行う山中湖村の親水公園で訓練に抗議する県民集会を開き、30人が参加しました。

菅沢三郎事務局長は「今回、北富士で訓練する米海兵隊は南西諸島で中国を想定した攻撃訓練を繰り返している。今回の砲撃訓練は戦争するためのもの。こんな軍隊の訓練はすぐにやめよと世論広げよう」と呼びかけました。

日本共産党の名取泰、菅野幹子両県議が参加。名取氏は「富士山の山肌を実弾で撃ち抜く、これこそ最大の環境破壊だ。富士山を守る立場からも実弾訓練は許せない。共産党はあらためて知事に北富士演習場の使用協定を廃棄して全面返還・平和利用を求めていきたい」と訴えました。

山中湖村の丸山東子さんは「実弾訓練があると、窓を開けるとドカンとすごい音がする。訓練は戦争のため、なんとおぞましいことだ。こんな訓練を早く日本からなくすために声をあげていきたい」と語りました。

共闘会議の監視行動では、155ミリ榴弾砲が発射されると地鳴りのような爆音が響き、初日に40発を確認。訪れた観光客も驚いていました。

県内初の「9条の碑」 北杜市

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山梨県内で初の「憲法9条の碑」が北杜市に建てられ、6日、除幕式が行われました。碑ができたのは同市須玉町江草の県道23号線沿い。土地の持ち主の中田宏美さん(78)の非戦と平和への思いが込められています。

中田さんの父親は1941年に海軍機関学校を卒業すると戦地ボルネオ島に送られ、船上で爆撃を受けます。島にたどり着くものの左脚を失い、兵役免除に。53年に脚の傷口が悪化し34歳で亡くなりました。

中田さんは母親の恒子さん(103)から、「父親はお酒を飲んだ時『天皇陛下はうそをついた』とつぶやいていた」と聞かされてきました。

そんな戦争体験が風化していくと感じた中田さんは、9条の碑の建立を決意。地元の明野・須玉9条の会の会員らと長野県にある9条の碑を訪れるなどして準備を進めました。

除幕式では各地の憲法9条の碑を調べるジャーナリストの伊藤千尋さんがあいさつし、「過去を記憶にとどめるのではなく未来の平和を願うもの」と述べました。

2024年5月11日 (土)

希望持てる社会へ連帯 山添拓参院議員が若者と交流

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日本民主青年同盟山梨県委員会は6日、甲府市で日本共産党の山添拓参院議員・政策委員長を迎えて「#若者が生きづらい件について~希望ある社会へのCHANGEを考える~」学習交流会を開催しました。

交流会では、この間の民青の活動の中で青年との対話で多かった「日本の学費はなぜ高い」「給料が安いのは仕方がないのか」など、生きづらさについての疑問に山添氏が答え交流しました。山添氏は、高い学費や低い給料、気候危機の背景には裏金問題に表れた財界の利益のために社会や経済のゆがみをつくった政治があると指摘しました。

さらに「将来への不安や孤独感」など若者が希望の持てない現状について、山添氏は「自己責任論を強調し個人を分断する社会」に対し「連帯して声をあげていこう。誰かが一歩を踏み出すことが必ず誰かを励ますことになる」と強調しました。会場から共感と拍手が起きました。

民青の窪田朋代県委員長は「生きづらさの根底にあるマイノリティ排除という話が印象に残った。ありのままで誰もが生きやすい社会を実現したい。社会を変えることが楽しいと思える場づくりに仲間と力を合わせる」と語りました。

憲法いかすステップに 5・3山梨憲法集会

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甲府市のJR甲府駅北口広場で3日、「5・3山梨憲法集会」が開かれました。「戦争させない・9条壊すな!山梨行動実行委員会」などでつくる実行員会が開催。県内各地から300人以上が参加しました。
 主催者あいさつで豊木博泰共同代表は「平和と基本的人権の保障、民主主義のために憲法をいかす政治をつくるステップの集会にしよう」と呼びかけました。

県弁護士会憲法委員会の加藤英輔弁護士は、4月の日米首脳の共同声明を批判し「日本が着々と戦争できる国になりつつある。改めて、憲法の精神である戦争に反対する意思を表明しよう」と訴えました。

市民4人が発言し、若者憲法集会の成功をめざす「敵基地攻撃能力の保有、大軍拡に反対する若者ネットワーク運動」に取り組む、甲府駅前ネットワークの代表は「政府の戦争国家づくりの動きを知らない青年も43兆円もの軍事費より学費無償化などを求めていた。戦争反対の声が強い。憲法いかす政治を願い活動を続けたい」と話しました。

日本共産党、立憲民主党、社会民主党など県内野党代表があいさつ。共産党から花田仁県委員長や名取泰、菅野幹子両県議が参加しました。集会後、市内中心部をパレードしました。

金権腐敗政治一掃、大幅賃上げ 山梨県メーデーに400人

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第95回労農商統一メーデーが1日、甲府駅北口広場で開かれ、雨のなか400人が参加。大幅賃上げ、格差是正などの要求を掲げたメーデー宣言を採択しました。

主催者あいさつで上間正央山梨県労議長が、春闘で加盟組合の賃上げが実現したことに触れ「労働組合の団結とたたかいの成果に確信を持つとともに、いまだ物価上昇に追い付いていない、たたかいをさらに広げよう」と訴えました。

日本共産党の花田仁県委員長、社会民主党の山田厚県連代表が連帯あいさつ。花田氏は「衆院3補欠選挙で国民は自民党政治への不信任を突きつけた。腐敗政治一掃、物価高を上回る大幅賃上げなどあらゆる分野で緊急の要求掲げた行動を広げよう」と呼びかけました。樋口雄一甲府市長ら県内13市町の首長からメッセージが寄せられました。

会場入り口では、日本共産党の菅野幹子、名取泰両県議、甲府市議ら地方議員が参加者を激励しました。

知事の裏金「アウト」 党女性後援会が集い

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日本共産党女性後援会は4月27日、甲府市で「政治を語る集い」を開きました。名取泰、菅野幹子両県議が県議会報告を行い、参加者と交流しました。

菅野氏は、長崎幸太郎知事が富士山登山鉄道などの大型開発を推進する一方で、物価高騰対策などの暮らしを守る施策が不十分なことを批判。共産党が2議席に増えて発言機会が増え、学校給食費無償化など県民の切実な声の実現を迫っていると報告しました。

名取氏は、長崎知事の裏金問題を追及する共産党の活動を紹介。「知事の政治資金パーティーの収入は岸田首相を抜いてダントツ1位だ」と指摘すると参加者から驚きの声が起こりました。

参加者の「登山鉄道は本気か、電気バスでいいのでは」などの質問に両県議が丁寧に答え和やかに懇談。参加者に「入党の呼びかけ」を渡し「政治を変えるために共産党を大きくしてください」と訴えました。

参加者は「裏金問題は普通の会社でやったらアウト。議会でまともに追及しているのは共産党だけ。直接話が聞けて良かった」と話しました。

米海兵隊実弾砲撃訓練中止を 北富士共闘会議が県に要請

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北富士演習場全面返還・平和利用県民共闘会議」(17団体)は4月23日、長崎幸太郎知事に同演習場で米海兵隊が5月15日から24日まで予定している実弾砲撃訓練の中止を申し入れました。

申し入れ書は「北富士演習場は米軍がインド太平洋地域で行う軍事作戦のための訓練場となっている。山梨県内で常態化する米軍機空中給油などもその一環だ。知事は県内で行われるすべての軍事訓練を拒否し、県是である『北富士演習場全面返還・平和利用』に徹すること」を求めました。

参加者は「広大な県有地を含む演習場は知事の許可がなければ使えない。知事は県民の平和利用の願いにこたえるべきだ」と訴えました。

北富士演習場対策室の担当者は「全面返還・平和利用の県是は変わっていない。申し入れは知事に伝えます」と答えました。

訓練は沖縄県道104号越え実弾砲撃訓練を移転したもので、同演習場では昨年11月以来20回目。米軍約300人、155ミリりゅう弾砲5門、車両約80台を使用する計画です。

学生9人がボランティア 民青学生食料支援 

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日本民主青年同盟甲府班と山梨県委員会は4月20日、甲府市で学生食料支援を行い、山梨学院大学や山梨大学の学生らが訪れました。米やレトルト食品、日用品などを配布し、学生たちから喜ばれました。

ビラを見てボランティアに応募した学生9人と民青同盟員などがスタッフとして参加しました。民青のアンケートには51人が協力してくれ「食費を削って生活している」「仕送りがなく学費を自分で払っている」「バイトが週5日なので勉強の時間が取れない」など切実な声が寄せられました。

スタッフの学生からは「みんな結構困っている」「留学生も大変そう」などの感想が出されました。スタッフには新入生も多く参加。民青のスタッフは、民青の呼びかけ文を渡し、活動紹介を行い交流しました。

学生からは「暮らしていけないわけではないけど、楽しみにお金を使えない」など物価高騰への不安などとともに「気候危機に関心がある。政治と自分の問題がつながっていることがわかってよかった」「社会主義、共産主義ってどういうものなんですか」など、感想や疑問が出され、民青のスタッフが丁寧に答えました。

憲法いかす世論広げよう 中野晃一さんが講演

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「戦争させない・9条壊すな!山梨行動実行委員会」などでつくる5・3山梨憲法集会実行委員会は4月16日、甲府市でプレ企画として憲法講演会を開き約60人が参加しました。

上智大学教授・市民連合運営委員の中野晃一さんが講演。中野さんは、岸田首相が訪米し、米バイデン政権と米軍・自衛隊の指揮統制のかつてない連携強化を合意したことを批判し「集団的自衛権の容認したことにより、米軍の指揮・圧力で海外の戦争に自衛隊が出ていく。政府も国会も止められないことになる」と危険性を告発しました。

中野さんは「憲法を守らなければ国は守れない。戦争を回避することが日本にとっての安全保障と、自信をもって憲法を守りいかし、自由や民主主義を守らせる世論を広げよう」と訴えました。

実行委員会の豊木博泰さんは「イスラエルのガザ攻撃に対し、各地で即時停戦を訴える行動が起こっている。悲惨な現状に平和を願う直感的な動きを大事にして、世界の平和を願う運動と連携したい」と語りました。

力になりたい はたの氏の訴えに応え入党

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日本共産党の、はたの君枝衆院南関東比例候補は4月16日、甲府市の2カ所で「党を語る集い」に参加し、参加者に「希望ある未来を拓くために」と共産党への入党を呼びかけ、3人が入党しました。

甲府市北西部の集いで、はたの氏は「自民党の裏金問題から物価高騰対策、共産党がめざす社会は何か」などの寄せられた質問にわかりやすく答えました。はたの氏自身が共産党に入党したときのエピソードには笑いや共感も寄せられ、なごやかな集いとなりました。木内直子市議も参加しました。

医療保険料に上乗せして徴収する子育て支援金の質問に、はたの氏は「医療保険の目的外に保険料を使うべきでない。増大する軍事費を削ればすむこと」と強調。木内氏は、米軍機空中給油問題に触れ「アメリカいいなりの政治を変えていきたい」と話しました。

はたの氏は、平和の枠組みで外交すすめる共産党の政策を語り「政治を変えて希望ある日本へ党を強く大きくしてください」と訴えました。入党者は「できることで力になりたい」と、はたの氏と力強く握手を交わしました。

看護学生奨学金拡充を 民医連など県に要請

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山梨民医連と山梨勤医協の共立高等看護学院は4月9日、長崎幸太郎知事に看護学生の奨学金拡充を求める要請を行いました。同学院の教職員や学生ら6人が県の福祉保健部医務課を訪れ、「山梨県看護職員修学資金」を希望するすべての学生に貸与することなどを求めました。

県の「修学資金」は、県内で働くことを前提にして奨学金を貸与する(県内で3年働けば返済免除)制度ですが、申請する希望者全員が受けられていません。

参加した学生は「大学は学費が高くあきらめたけど看護師になる夢をあきらめないよう環境を作ってほしい」「希望するみんなに奨学金を貸与してほしい」と訴えました。

看護学院の教員は「学生は3年生になると実習や勉強でバイトができない。経済的に苦しい学生が多い。だれもがお金の心配なく学べるように予算を確保してほしい」と語りました。

日本共産党の名取泰、菅野幹子両県議が同席。菅野氏は「昨年度は申請しても29人が受けられていない。数の問題ではなく希望する学生がすべて受けられることが必要だ」、名取氏は「申請の条件が厳しくあきらめる人もいる。必要な人が申請できるようにすべきだ」と求めました。

ガザ停戦 世界の願い 真ん中世代がアピール

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イスラエルによるパレスチナ・ガザ攻撃の即時中止を求めて、30代、40代の平和サークルで活動する真ん中世代の市民グループが4月3日、甲府駅南口でスダンディング宣伝を行いました。

仕事帰りに親子連れで参加した人など14人が、ガザ侵攻の即時停戦やパレスチナの解放を訴えるプラカードなどを掲げアピール。帰宅途中の市民の注目を集めました。

行動を呼びかけた諏訪部農さんは「僕たちの世代はイラク戦争反対のサウンドデモに参加した人も多く、戦争をやめさせたい、自分も何かしたいと考えているのではないかと思う。アピールを続け即時停戦の世論を広げたい」と話しました。

呼びかけには20代の青年も参加し「国際社会の強い抗議があるのにガザ攻撃で多くの人が犠牲になっている悲惨な現状が続いているのは悔しい。何か意思表示をしたいと思って参加しました」「国連の決議もあるように即時停戦は世界の願い。ガザ攻撃をやめさせるために声をあげていきたい」と話しました。

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