「日の丸・君が代」強制しないで 山梨県教育長に新婦人県本部
新日本婦人の会山梨県本部(豊木桂子会長)は6日、降籏友宏県教育委員会教育長あてに、卒業式や入学式に「日の丸・君が代」を強制しないで子どもが主人公となる式にするよう要請しました。
要請書で「侵略戦争のシンボルとして使われた『日の丸・君が代』には様々な考えを持つ人があり、一律に押し付ける事は憲法で保障された『個人の尊厳』『思想信条の自由』の侵害です」と指摘。子どもを主人公とした行事にすることを求めました。
参加者は「外国籍の人も含め、思想信条も違う多様な子どもが学校には在籍している。ひとり一人に配慮してほしい」「国が軍事費を拡大しているなか、過去の戦争の歴史を考え教育現場に強制はふさわしくない」と訴えました。
応対した県の担当者は「本人や家族にとって節目となる大事な行事。教育委員会としても子どもが主人公と考えている。強制はしていない。学校長の判断に任せている」と答えました。
申し入れには、日本共産党の菅野幹子県議が同席しました。
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