平和を考える2・11山梨県民集会
「第43回歴史に学び平和を考える2・11山梨県民集会」(実行委員会主催)が11日、甲府市内で開かれました。「建国記念の日」に合わせて毎年開催しているもの。フォトジャーナリストの中村梧郎さんが「中越戦争とは何だったか。侵略とウクライナを考える」をテーマに講演しました。
中村氏は、1979年に起きた中国がベトナムに侵略した中越戦争の歴史的経過を語りました。現場で撮影した豊富な写真を紹介し「戦乱の不条理、悲劇を記録し伝えることができるのは現場に入ったジャーナリストしかない」と話しました。
中村氏とともに戦地で取材していた高野功「赤旗」特派員が中国軍の銃弾を受け殉職した事件に触れ「当時戦争の真実を報道していたのは『赤旗』とベトナム通信だけだった」と述べ、哀悼の意を表明しました。
「侵略戦争は必ず覇権を握っていると考える強国の側が引き起こす」とロシアのウクライナ侵略やイスラエルによるガザ攻撃を批判しました。
集会では「日本国憲法、立憲主義を無視する様々な動きに強く反対し、日本国憲法の平和主義を世界に広げていく」とのアピールを採択しました。
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