ガザは極限状態 パレスチナ問題講演会
南アルプス市9条の会は27日、同市でイスラエルによるガザ侵攻とパレスチナ問題について講演会を開き、約50人が参加。東京経済大学教授の早尾貴紀さんが講演しました。
早尾さんは、イスラエルによるガザ攻撃で2万人以上のパレスチナ人が犠牲になったことを批判。イスラエル建国の歴史的経過とその後繰り返されてきたイスラエルの軍事占領によってガザ地区やヨルダン西岸地区住民は「極限状態にある」と強調しました。
そのうえで、国際司法裁判所がイスラエルによる国際条約違反のジェノサイド(集団殺害)を認め、防止のためにあらゆる処置をとることを命じたことを紹介。「国際社会に具体的に動く圧力をかけること、憲法9条もつ日本政府に働きかけることが大事だ」と語りました。
手塚正彦共同代表は「日本がどんどん軍拡をすすめている現状で、戦争の悲惨さ・非人道性を多くの人に知ってもらい、9条を守る世論を広げていきたい」と話しました。
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