富士に砲撃撃つな 米軍訓練の中止要請
「北富士演習場全面返還・平和利用県民共闘会議」(17団体)は6日、長崎幸太郎知事に同演習場で米海兵隊が23日から12月2日まで予定している実弾砲撃訓練の中止を要請しました。
服部町子県平和委員会代表理事、加藤啓二自由法曹団県支部長ら8人が参加。「憲法9条を持つ国として、紛争は平和的な外交で解決すべきだ。北富士全面返還・平和利用は山梨県の県是であり、訓練を認めることは県民の平和利用の願いを切り捨てるものだ」と指摘し、県として政府と米軍に訓練の中止を求めることを要請しました。
参加者は「世界文化遺産の富士山に砲弾を撃ち込むことは自然を壊し世界遺産条約違反だ」「イスラエルのガザ攻撃で世界中が即時停戦の声をあげているときに、戦争につながる訓練は断固拒否すべきだ」と訴えました。
北富士演習場対策室の担当者が応対し「申し入れは知事に伝えます」と答えました。
訓練は沖縄県道104号越え実弾砲撃訓練を移転したもので、北富士演習場で19回目。米軍約300人、155ミリりゅう弾砲6門、車両約60台を使用する計画です。
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