補聴器購入に補助 甲州市 県内2番目
甲州市議会は9月28日、補聴器購入費助成事業を含む補正予算を可決しました。同事業は身体障害者手帳の交付対象にならない18歳以上の軽度・中等度の難聴の方へ補聴器購入の半額(上限3万円)を助成し、10月から実施するものです。
同市の補聴器購入補助を求める「きこえの会」は、9月議会に「加齢性難聴者の補聴器購入補助を求める請願書」を820人の署名を添えて提出していました。同会は耳鼻科医院や専門店、老人クラブなどに働きかけ、署名活動の協力を依頼するなど世論を広げてきました。
日本共産党の佐藤浩美市議は、制度創設を求める市民の声を届け繰り返し一般質問で取り上げ、9月議会でも早期の実施を求めました。請願書は「予算化された」などの反対で不採択されました。
身体障害者手帳の交付の対象とならない軽度・中等度の難聴者の補聴器購入補助は山梨市に次いで県内2番目です。
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