世論の力で人権尊重を 山梨県母親大会開く
第66回山梨県母親大会(戸田延子実行委員長)が8月27日、甲府市で開かれ、約100人が参加しました。冤罪(えんざい)犠牲者の会共同代表の青木恵子さんが「法治国家日本で冤罪と闘って」をテーマに記念講演しました。
青木さんは、大阪市で1995年に発生した小学6年の女児が焼死した火災事故とそれに伴う冤罪事件当事者。殺人罪で無期懲役刑となりましたが、一貫して無実を主張し再審で無罪が確定ました。
青木さんは、警察での不当な取り調べや裁判闘争、再審に至る経緯を語り「つらくても支援者が増えてたたかう力が湧いてきた。冤罪は本人と家族の人生を狂わせてしまう。冤罪をなくすために今度は支援する側でたたかい、再審法の改正のために協力して世論の声を大きくしたい」と語りました。
参加した甲府市の60代の女性は「公正な裁判とするために人権を守るルールが必要だと思った」と話しました。
大会は、医療・介護、大軍拡とくらし、子どものたちのテーマで分科会を開き▽憲法に基づいて人権を保障させよう▽大軍拡・大増税に署名行動などで反対しよう▽教育予算を増やそうーなどを確認しました。
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