富士山登山鉄道必要ない 党県議団 地元市長と懇談
日本共産党県議団(名取泰、菅野幹子両県議)は7日、長崎幸太郎知事が進める富士山登山鉄道構想について、富士山の吉田口登山道のある地元富士吉田市の堀内茂市長と懇談しました。秋山晃一市議が同席しました。
長崎知事は6月補正予算で富士山登山鉄道の事業化検討費用として6300万円を計上。堀内市長は記者会見で事業費について「必要性を全く感じない」と反対の姿勢を示し「具現化の想いがあるなら可否について国民に問うていただきたい」と語っています。
県議団は登山鉄道について「海外富裕層の呼び込みが目的で、環境保全の点からも共産党は一貫して反対してきた」と話しました。堀内市長は「世界遺産で山岳信仰のある富士山を、地元としてこれ以上手をつけることなく今の状態で守るべき使命がある」と述べました。
そのうえで、噴火が繰り返されてできた富士山の成り立ちから、落石や土石流がたびたび発生している事例をあげ、鉄道建設の危険性を強調。冬季営業の計画も厳しい気候を考慮していないと指摘し「(構想は)現実を知らない計画だ。富士山を稼ぐ道具にしてほしくない」と語りました。
名取氏は「すでに運行している電気バスの利用で十分だ」と議会で追及したことを報告。堀内市長は「ソフト面も併せて組み替えていけば電気バスの運用で十分対応できる。予算は命を守る基盤整備にかけるべきだ」と強調しました。
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