核禁条約批准求めよ 市民が署名・請願書提出
甲府市の「核兵器禁止条約の署名・批准をもとめる甲府市民の会」は7日、日本政府に署名・批准を求める意見書を甲府市議会で採択するよう求める請願書を4461人分の署名を添えて提出しました。
甲府市議会では、新日本婦人の会提出の同趣旨の意見書が2020年に不採択。22年3月には別の市民団体が5千人の署名とともに意見書の請願を行いましたが、日本共産党市議団などが賛成したものの反対多数で不採択。これを受け、同市の浄恩寺住職の安藤順眞さんらの呼びかけで意見書の採択をめざして「市民の会」が結成されていました。
同会は請願書の提出にあたり、113人の賛同者とともにシンポジウムや講演会などを開催するとともに、市議会議員一人ひとりへ意見書に賛成するよう働きかけてきました。請願には、日本共産党3人、市民クラブ3人、政和こうふ10人など定数32人中過半数を超える17人が紹介議員となりました。
山梨県内では南アルプス市や北杜市など5市町村議会で同趣旨の意見書が採択されています。
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