道筋示せば政治は変わる 甲府・憲法9条の集い
甲府・9条の会は5月28日、甲府市で「第15回甲府・憲法9条の集い」を開き、武蔵野美術大学教授・憲法学者の志田陽子さんが「現在の安保・憲法状況と私たちの課題」をテーマに講演しました。
志田さんは、岸田政権が閣議決定した「安保3文書」をめぐる憲法上の問題点について「そこに暮らす人間の生命・安全を守る政策といえるのか、憲法9条の規範と大きく異なる政策を採用しなくてはならない事情が本当に存在するのか」と指摘しました。
「反撃能力が正当化され、相手国から攻撃を受ければ日本はなくなる。戦争を起こさない外交などの努力が必要」と強調。「みんなが望む良識ある政策をとる政治家でないと選ばれない道筋を示せば政治は変わる」と語りました。
参加者は「地方自治体から国の間違った政策を正す動きをつくっていきたい」と話しました。集いは「岸田政権の憲法無視の暴走許さない、地域から国民的運動を強めよう」とした集会アピールを確認しました。
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