「食材高く学費心配」 食料支援に257人 甲府
山梨高等教育無償化を進める会(根津健一代表)は10月29日、甲府市の山梨大学キャンパスで学生支援の「ほっとまんぷくプロジェクト」を開き、学生257人が訪れました。
甲府市で10回目の企画で同会に参加する民青同盟山梨県委員会、山梨民医連、新婦人山梨県本部、山梨県高教組などが協力し、米やレトルト食品、洗剤などの日用品やジャガイモなど野菜も配布。学生たちは「本当に助かる」「こういう支援をまたお願いしたい」と喜んで受け取りました。
民青のアンケートには「週5のバイトが週2に減って食費を削っている」「食材は高くて、光熱費も上がって学費が払えるか心配」などの苦しい実態が寄せられ、国や大学に授業料の減免や学費の引き下げ、現金給付を求める声が多数記入されていました。
大学院生は「親が事故にあって仕送りがなくなった。就職活動や大学の勉強も忙しく、バイトがあまりできないので生活費が大変」と話しました。
スタッフとして参加した同大2年生は「いまの学生の窮状を変えるためには、学費半額など根本から国の制度を充実させる運動が大事だとわかった」と語りました。
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