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2022年11月20日 (日)

県政動かす議席増を 山下副委員長が訴え  甲府駅北口

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来年の統一地方選での勝利に向け、日本共産党の山下芳生副委員長は9日、甲府市で街頭演説し、「県議選まで残り5か月。小越智子さんの宝の議席を、すがの幹子さんにバトンタッチして現有1議席(甲府市区)を絶対確保するとともに、名取やすしさんの新たな議席(南アルプス市区)を獲得しよう」と訴えました。

山下氏は、県民の願いに背を向ける「オール与党」の山梨県政の中で、共産党が新型コロナ対策の拡充、小中学校の少人数学級、子どもの医療費窓口無料化を実現し、県民の運動と結んで県政を動かす役割を果たしてきたと強調。県民目線で県政をチェックし、4年間で1億3千万円の税金の無駄遣いを削減させたのも共産党だと訴えました。

甲府市上空付近で米軍機による空中給油が目撃された問題に言及。浜田靖一防衛相が空中給油の事実を認めつつも、従来の政府解釈をほごにし、米軍擁護の答弁をしたと批判し、「こんな屈辱的な政治は終わらせよう。危険な空中給油はやめろ、山梨の空と富士山を脅かすなの願いは共産党へ」と力を込めました。

山下氏は、すがの氏が共立病院の職員として23年間、医療・福祉の現場で頑張ってきたとして、「『住民福祉の増進』という県政にとって一番大事な仕事を前進させるためにうってつけの候補だ」と訴え。名取氏が南アルプス市議として国保料、介護保険料の値下げなどの公約を実現したことを紹介し、「文字通り試され済みの政治家だ。今度は県議会で働いてもらおう」と勝利を呼びかけました。

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すがの・名取氏訴え

すがの氏は「誰もが等しく自分の人生を生きることができる世の中にしたいーこれが私の初心です。コロナ禍で学費が高く大学をあきらめる学生が増え、医療現場では若い職員が現場を去っています。誰もが安心して働き暮らせる社会へ皆さんと一緒に政治を変える。声を届け、願いを実現してきた大切な共産党の議席を必ず守り抜くために全力を尽くします」と決意を語りました。

名取氏は「物価高騰の中、南アルプス市議団として光熱費高騰に対する支援を実現してきました。弁護士費用に2億円もつぎ込むなら、県でもコロナ過で頑張ってきた施設に支援すべきです。リニア中央新幹線と連動した大型開発より、国保や後期高齢者のなどの負担軽減などにとりくむべきです。市議として10年、培った経験をすべて活かし、共産党の県議複数議席復活めざして頑張ります」と力強く訴えました。

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