広恵歩いた御嶽古道 甲斐市
甲斐の国といえば、武田信玄を思い浮かべますか。今回は、信玄よりずっと昔から賑わった日本遺産御嶽(みたけ)古道を紹介します。
江戸時代の浮世絵師歌川広重も御嶽古道を歩き、金櫻神社に参詣、その折古道の景色を描きました。その景色が今も見られます。
梅の里クラインガルテンを起点にする尾根道「上道」は棚田がひろがり、「棚田ろうそく祭り」の風景は幻想的です。国宝「白輿」のある常説寺を起点とした「外道」は広重の描いた景色が見られます。両道は合流し、「太刀の抜石・鞍掛岩・白砂利・久羅漢寺遺構」など」を眺めながら羅漢寺山・金櫻神社。昇仙峡に向かいます。亀沢大橋も含め魅力たっぷりのハイキングコース。
甲斐市では、「棚田保存会」「御嶽古道を復元する会」など市民による自然を生かした街おこしも盛んになってきました。私も参加する「市民の声甲斐」は緑化センター跡地活用計画を白紙撤回させ新たな街づくりに取り組んでいます。
御嶽古道は甲斐市北部に位置し、上道登山口「梅の里クラインガルテン」まで、中央道双葉スマートICから15分です。外道登山口は、甲府駅南口から昇仙峡行きバスに乗り、桜橋バス停で下車してください。
(文=谷口和男市議、写真=棚田ろうそく祭り、甲斐市役所提供)
« 「核兵器廃絶」の願い込め 平和の鐘つき | トップページ | 核なき世界を語る ICANの川崎さん »
「県内情報」カテゴリの記事
- 「共産主義と自由」を学ぶ若者セミナー(2024.10.11)
- 総裁交代より政治の変化 民青が青年と対話(2024.10.03)
- 結婚の自由訴訟 小野さん講演 山梨県母親大会(2024.10.03)
- 県有地弁護士費用裁判 住民が棄却受け上告 (2024.09.14)
- 共同親権 見直しこそ 新婦人が学習・講演会(2024.09.14)
コメント