参院選 県内の結果について党県委員会が声明発表
参議院選挙の県内の結果について
2022年7月11日 日本共産党山梨県委員会
1、 7月10日の参議院選挙で、日本共産党は比例代表で田村智子副委員長ら3議席を確保し、東京選挙区では山添拓さんの現有議席を勝ち取りましたが、目標の比例5議席を獲得することはできず悔しい結果となりました。
県内の比例得票は、得票数で前回2019年参院選の2万6491票から2万814票へ、得票率は7・68%から5・62%への後退となりました。
日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、猛暑の中で日夜をわかたずご奮闘をいただいた読者、支持者、後援会員のみなさん、党員のみなさんに心からお礼を申し上げます。
比例が大激戦であり、5人当選にはまだ支持が足りず、「広げて下さい」という私たちの訴えに、多くの方々が応え支持を広げていただきました。そうした支援の輪を得票増に結びつけられなかったことに責任を痛感しています。
今後、党内外のみなさんのご意見に耳を傾け選挙総括を進め、次の選挙での躍進を期して奮闘する決意です。
2、山梨選挙区で宮沢ゆかさんは当選に至らず、残念な結果となりました。
共闘の前進のために多くのみなさんの努力が続けられ、今回、公示直前となりましたが、市民連合やまなしを介して、9条改憲反対など共通の政策を確認し、党として宮沢ゆかさんを自主的に支援したたかいました。
今後も「政治を変える道は共闘以外にない」という立場で力を尽くしていきます。
3、今度の参院選は、ウクライナ危機に乗じて自民、公明、維新、国民などが「大軍拡」「憲法9条改憲」の大合唱をするもと、「戦争か平和か」、日本の命運がかかった選挙となりました。
また「アベノミクス」の異次元の金融緩和による円安も要因となった物価高騰から暮らしをどう守るかも大きく問われました。
日本共産党は「大軍拡でなく、外交で平和を」「暮らしを守るため消費税減税を、大企業の内部留保に課税し賃上げを」など、どの課題でも解決策を示してたたかいました。
「物価が上がっているのに年金を下げるなんて本当に腹が立つ。消費税が5%になれば本当に助かる」「戦争だけは絶対にだめ。憲法9条を守ってほしい」など、訴えが届いたところでは多くの支持と共感が広がりました。
こうした訴えは国民の利益にかなった道理ある提案だったと確信するとともに、選挙で掲げた公約の実現へ全力で頑張る決意です。
4、選挙期間中の7月8日には安倍晋三元首相が銃撃され死亡するという事件が起きました。
元首相への銃撃は暴力で言論を否定するものであり、絶対に許されない蛮行です。
「テロ・暴力は許さない」「言論の自由、民主主義を守ろう」と党の立場を訴え最後までたたかいました。
5、私たちは昨年の総選挙以来の激しい共闘攻撃・日本共産党攻撃と正面からたたかい、ウクライナ侵略を利用した新たな攻撃にも正面から立ち向かい、大逆流を押し返してきました。
党の綱領・歴史・理念を語る努力をすすめ、平和と憲法が危うくなっている情勢だからこそ、時流に流されないで、平和を貫く党がのびてほしいという期待を多くの方々から寄せていただきました。
新たにサポーターとして党の支持を広げていただいた方々や、日本共産党に入党してともに選挙をたたかってくれた方々も生まれました。
今月、創立100年となる日本共産党の歴史に確信を持ち、来たるべき地方選挙、国政選挙での躍進にむけて、強く大きな党をつくるために全力を尽くす決意です。
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