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2022年4月30日 (土)

参院選挑む 植村道隆党県書記長に聞く

参院選の山梨県党の目標は、田村智子副委員長をはじめ全国での比例5議席の絶対確保、「全国は一つ」の立場で、全県で比例4万1千票、10%以上を勝ち取ることです。選挙区は前回に続き、野党統一候補の擁立と勝利をめざしています。全県の比例の目標は、昨年の総選挙で獲得した2万5983票の約1.6倍です。

県内では、各党がいっせいにポスターをはりだし、幹部を迎えた街頭演説をスタートさせ、事務所を開設するなど、各党が参院選にむけた活動を本格化させています。今度の参院選は、戦争か平和か―日本の進路が根本から問われる歴史的な政治戦となりますが、いまこそ反戦平和を貫いてきた日本共産党の出番の情勢であることに党員みんなが確信をもって、攻勢的に宣伝・対話を広げていきたいと思います。

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24日投票の甲斐市議選では、わが党以外の候補がロシアによるウクライナ侵略について憲法9条をいかした平和の外交戦略などをまとも語れないなかで、「戦争にならないように国と国との話し合いで解決してほしい」と、わが党候補の訴えへ熱い激励と共感が広がりました。

市民のなかで「候補者の名前の前に日本共産党とつけないほうがいいのでは」「頑張っているのはわかるが、名前に引いてしまう」など党への偏見・誤解も多くあります。選挙中のアナウンスでも候補者演説でもポスターやプラスターでも、この問題を攻勢的に訴えて、定数3減のなか前回比で得票率を前進させて現有2議席を勝ち取ることができました。

甲斐市の経験からも、いま一人ひとりの党員が攻勢的にうって出ていくためには幹部会報告を身につけることが不可欠だと痛感しています。報告を読んだ党員からは、「非常に良かった。色々なことが明快に解明されている」と確信が語られ、新たな踏み出しが広がっています。今月と来月に『新・綱領教室』をテキストに行う県党学校も大いによびかけて、綱領を学びながら、元気いっぱいにたたかう選挙にしていきたいと思います。

党勢拡大、世代的継承では、3月の田村智子副委員長を迎えた演説会を力に入党の働きかけが強められてきています。この間、20代の民青同盟員などが入党を決意し、民青が新歓企画で加盟者を迎えるなど、前進の流れがつくられつつあることを確信に、青年党員をはじめとする党勢拡大の上潮をつくってたたかう決意です。

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