リニアはいらない 県民集会
リニアはいらない!統一行動実行委員会は2月27日、中央市で県民交流会を開き、約70人が参加しました。リニア市民ネット山梨代表の川村晃生さんがリニア中央新幹線建設の現状について講演しました。
川村氏は、リニア建設の三つの問題として▽南アルプストンネルの掘削の困難性、不可能性▽大井川の水量減少に伴う静岡県民との合意の難しさ▽JR東海の財務状況をあげ「開業には相当無理をしなければならない。負債を将来の国民に押し付けていいのか。医療、福祉などに予算を回すべきだ」と強調しました。
沿線各地の運動を交流しました。都留市の住民は「リニア車両基地が近くにある。騒音が心配でJRに測定を要望してきたが何も回答がない。行政は環境基準を守らせてもらいたい」と話しました。
防音フードの設置を要求してきた甲府市の住民は「地上区間1キロメートルにフードがつくことになったが、さらに延長するよう県とJRに要望した」と述べました。
南アルプス市の住民は「日照権、騒音の問題でJRとの話し合いは進展しない。地域の声をまとめ、裁判も視野に対応したい」と語りました。
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