男女賃金格差是正こそ 小越県議が一般質問
県議会で1日、日本共産党の小越智子県議が一般質問に立ち、ジェンダー平等について長崎幸太郎知事の姿勢をただしました。
小越氏は、長崎知事が「男女共同参画は県政の重要課題」と発言しながら、県の男女共同参画課を廃止し、県男女共同参画センター2館の閉館を押し進めていること、選択的夫婦別姓に賛成の姿勢を示さないことをあげ「とても最重要課題という対応ではない」と批判しました。
第5次山梨県男女共同参画計画について県庁女性職員の管理職の割合が11・2%に留まっている現状を指摘し引き上げを求め「2019年度の賃金構造基本調査によると山梨県の男女の賃金格差は全国ワースト1位だ。ジェンダー平等を達成する中心課題である賃金格差の改善を指標に入れるべきだ」と提案しました。
長崎知事は「女性管理職の割合を段階的に増やしていく」と答弁。小越氏は「数値目標を定めるべきだ」と追及しました。
また小越氏は、新型コロナの影響でひっ迫する医療機関や事業所への直接的な経済支援を求め「2月の補正予算案では、財政調整基金など主要3基金で175億円を積み増すことになっている。基金を活用して県民の暮らしを直接応援すべきだ」と主張しました。
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