汚染水放出許されない さよなら原発実行委が学習会
山梨県内の消費者団体や市民団体などでつくる「さよなら原発2022山梨実行委員会」は1月29日、甲府市で福島原発事故に伴う汚染水の海洋放出問題を考えるオンライン学習会を開きました。
みやぎ生協・コープふくしま県本部長の野中俊吉さんが講演し、増え続ける放射能汚染水の現状を告発。政府が汚染水の海洋放出を決めたことについて「アルプス処理水は通常の原発から放出されているトリチウム水とは全く違う、事故によりさまざまな放射性物質が含まれており、限りある地球の水に汚染水を流していいのか」と批判しました。
福島県の75%の市町村議会で海洋放出に反対する意見書が可決され、市町村長からも反対の意思表示が示されたことをあげ「反対の運動や世論は広がりつつある」と強調。みやぎ生協などがよびかけた反対署名への協力を呼びかけました。
参加者から「事故から11年たっても先が見通せないなか、再稼働にこだわる政府に怒りがわいた」などの感想が出されました。
同会は3月12日に甲府駅北口で集会を予定しています。古屋二三男事務局長は「福島の現状を知らせ、さらに原発なくす運動を広げていきたい」と話しました。
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