遺骨土砂使用するな 北杜市議会が意見書
北杜市議会は17日、「基地建設に土砂を使用する場合、沖縄戦没者の遺骨等が含まれていないことを確認すること」などを求める意見書を全会一致で可決しました。同市の牧師ら2人の住民が9月議会に請願を出し、継続審査となっていました。
可決した意見書は「先の大戦で犠牲になられた人々の遺骨が埋め立てする土砂に含まれることは、犠牲者の尊厳を冒涜し、人道上決して許されるものではない」と主張。▽日本政府が主体となって沖縄戦没者の遺骨収集を実施すること▽基地建設に地域の土砂を使用する場合、沖縄戦没者の遺骨等が含まれていないことを確認すること―を求めています。
17日の本会議で清水進市議(日本共産党)は「沖縄戦の戦没者の中には山梨からの軍関係で戦死した551人も含まれる。北杜市議会からも声をあげよう」と賛成討論。請願の紹介議員となった志村清市議(同)は「傍聴者も駆けつけるなか他会派からの賛同も広がり、この問題では県内で初の意見書採択となりました」と話しています。
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