「高3まで無料」急げ 求める会が13回目の要望書
甲府市の「高校3年生までの医療費無料化を求める会」(永井敬二代表)は22日、樋口雄一市長に子どもの医療費助成制度を高校3年生(18歳年度末)まで拡大を求める要望書を提出しました。
同会は2011年の結成以来、子どもの医療費助成の年齢拡大を求める署名・学習会、対市交渉などの活動に取り組み、甲府市の医療費助成制度は2016年から中学3年生まで無料となっていました。
要望書の提出は13回目となり、12月議会で樋口市長が「すこやか子育て医療費助成制度の年齢拡大を検討するよう指示を出した」とした表明を受け、来年4月から外来・入院とも高3までの窓口無料化を求めました。
永井代表(甲府共立病院小児科医)は、県内の市町村が相次いで高3までの医療費無料化を発表していることをあげ「コロナ禍で生活が大変な世帯ほど影響を受け、受診控えなどで重症化するケースもある。甲府市も早期に実施してほしい」と話しました。
子ども未来室の担当者は「助成方法やスケジュールなど整理し、外部関係機関との協議等をすすめ結論をつけたい」と答えました。
要請には、日本共産党の清水英知、木内直子両市議が同席しました。
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