「弁護士費用返還を」住民監査請求を棄却
県有地をめぐる訴訟に関連して、長崎幸太郎知事が弁護士費用約2億1千万円を支払ったことは「違法」とした住民監査請求が8月26日、棄却されました。
山中湖村の県有地賃借料をめぐり富士急行が県を訴えた訴訟で長崎知事は、4月に着手金として弁護士費用1億4千万円を専決処分で支出。県有地賃料の調査検証業務として同じ弁護士に6600万円を支出しました。
監査請求は市民オンブズマンの山本大志代表ら住民91人が「もともと月額20万円で顧問契約している弁護士に新たな契約をする緊急性がない。専決処分は地方自治法違反だ」として全額の返還を求めたもの。
監査結果は、いずれの支出も「裁量権を逸脱または乱用するものとはいえず、不当とは認められない」と請求人の訴えを退けました。
請求した住民は、住民訴訟を提起する方針を示しました。
« ジェンダー平等の実現へ 女性団体連絡会が宣伝 | トップページ | 「ケアに手厚い社会を」 富士河口湖町議選 山下氏全力 »
「県内情報」カテゴリの記事
- 物価上昇上回る額に 年金者組合が定期大会(2024.08.31)
- いますぐ時給1500円に 山梨県労 最賃答申に異議申出書(2024.08.31)
- 市民と野党の共闘で政治変える 戦争法廃止19日集会(2024.08.31)
- 訪問介護引下げ撤回を 民医連が講演・トーク集会(2024.08.19)
- 「平和の思い」アートにこめて 「非戦の想像力展」開かれる(2024.08.19)
« ジェンダー平等の実現へ 女性団体連絡会が宣伝 | トップページ | 「ケアに手厚い社会を」 富士河口湖町議選 山下氏全力 »
コメント