平和を願い、鐘の音響く 甲府 遠光寺
甲府市の日蓮宗・遠光寺(おんこうじ)で6日、毎年恒例の「平和の鐘つき」が行われました。
新日本婦人の会山梨県本部(豊木桂子会長)が、同寺院の協力を得て続けてきたもの。子どもを連れた女性らが正午の時報を合図にかわるがわる鐘をつき、「核兵器も戦争もない世界を」の願いを込めた鐘の音を甲府盆地に響かせました。
甲府空襲の体験を甲府市在住の女性(81)が発言。「このお寺周辺も一面火の海。父に言われて布団をかぶって川に逃げたから助かった。朝見ると大勢の人が亡くなっていた。戦争が二度とないようにしたい」と語りました。
「平和の鐘つき」は原水協がよびかけた「平和の波」行動として取り組まれ、甲州市では「子供たちに平和と未来を手渡す仲間の輪」が市内の寺院に、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める署名への協力と鐘つきを依頼。15の寺院が6日と9日に鐘をつくことになりました。
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