否決予算専決処分は違法 住民260人が監査請求
忍野村で村議会が否決した当初予算を天野多喜雄村長が専決処分したことに対し、「忍野村の正常化を求める会」(大森一行代表)は16日、住民260人の署名を添えて住民監査請求を行いました。
村議会は3月定例会で2021年度一般会計予算案に計上された忍野村小学校建て替え設計事業費や道路整備費について、「コロナ対策の施策が不十分なのに不要不急の事業は急ぐべきでない」と日本共産党を含む反対多数で否決。天野村長は再議を請求し再び否決されたことを受け、当初予算52臆6千万円余を5月31日に専決処分しました。
監査請求は「議会が否決を行った予算について専決処分を行うことは違法」と指摘。専決処分後に支出された費用の全額返還を求めました。
共産党の天野秋弘村議は「これだけたくさんのみなさんが勇気を持って署名してくれたことは当局の行政運営に強い不満を持っているあらわれ。厳正に審査してほしい」と語りました。
« 医療費無料 高3まで拡大を 求める会甲府市長に要望 | トップページ | 共闘強め政権倒そう 市民と野党が集会 »
「県内情報」カテゴリの記事
- 「共産主義と自由」を学ぶ若者セミナー(2024.10.11)
- 総裁交代より政治の変化 民青が青年と対話(2024.10.03)
- 結婚の自由訴訟 小野さん講演 山梨県母親大会(2024.10.03)
- 県有地弁護士費用裁判 住民が棄却受け上告 (2024.09.14)
- 共同親権 見直しこそ 新婦人が学習・講演会(2024.09.14)
コメント