生活費足りない 都留市で学生向け食料支援
日本民主青年同盟山梨県委員会は23日、都留市で学生への食料支援「ほっとまんぷくプロジェクト」を行いました。
都留文科大学の駐車場を会場にお米や地域の農家が提供した野菜、洗剤などの日用品を配布。同大学周辺で5回目となる企画で事前予約した学生約160人が訪れました。
学生は「1日3食取れない日も続き生活のリズムが崩れる」「親も余裕がないので仕送りが難しく、生活費が足りない」と窮状を話しました。4年生の男性は「卒論のための活動はすべて自費だから生活が大変。バイトに入れるよう飲食店を支援してほしい」。3年生の女性は「留学したいけど行けない。大学や国から支援金の給付がもう一度ほしい」と語りました。
スタッフとしてはじめて参加した3年生の女性は「私も食料を受け取り励まされたので、少しでも大変な思いをしているみんなの役に立ててよかった」と話しました。
毎回学生たちが行列をつくる食料支援は市民に話題となり、学生の困難を顕在化させました。都留市は7月、学生生活支援事業として市内で使える3千円の商品券を市内の大学に在籍する全学生に配布。受け取った学生は「すぐに食材や日用品に使った」と喜んでいました。
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