太陽光パネル 乱立から里山守れ 北杜連絡会設立
北杜市で、太陽光発電施設の乱開発による自然や景観、地域住民の生活を守る住民運動に関わる市民が11日、「太陽光パネルの乱立から里山を守る北杜連絡会」を設立したことを発表しました。
連絡会は市内6地区で計画されている太陽光発電施設に影響を受ける住民と、2地区で計画されていたメガソーラー(1000kw以上)の事業を断念させた住民団体が参加し、協力して運動の広がりをめざしています。
会見で連絡会の春木良昭さんは「県人口のわずか5・7%の北杜市に県全体の18%の太陽光発電施設が集中。メガソーラーは24%。家の隣の森や畑がパネルに埋められるかもしれないと、市民が自然環境に対する危機感を持つのも当然だ。FIT法(再生可能エネルギー固定価格買い取り制度)改正による駆け込み建設に対応したい」と語りました。
同会は、北杜市の太陽光条例があるのにもかかわらず「住民の理解・納得が得られていないのに説明実施報告書が提出され許可されている」などの問題点を指摘。6月議会で審議される山梨県の太陽光条例案を受けて、北杜市の9月議会で提出される改正案に市民側からの政策提言を行う方針です。
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