食料支援うれしい 甲府で5回目 無償化進める会
山梨高等教育無償化を進める会(根津健一代表)は4月24日、甲府市の山梨大学に近接する駐車場で学生支援の「ほっとまんぷくプロジェクト」を開き、200人を超える学生や専門学生が訪れました。
甲府市で5回目の企画で同会に参加する民青同盟山梨県委員会、山梨民医連、新婦人山梨県本部、山梨県高教組などが協力し、米やレトルト食品、洗剤などの日用品を配布。ユーコープ山梨や市民の協力もあり支援の輪が広がりました。
また、メーカーから400箱の生理用品の無償提供があり、受け取った女子学生は「びっくり。もらっていいの、うれしい」と喜んでいました。
訪れた学生は「バイトが見つからなくて生活がぎりぎり」(新入生)、「バイトが出来ず、今後の半期分の学費が払えるかわからない」(留学生)などの声が寄せられました。通りがかりに友人と訪れた新入生は「学費の値下げぜひ。日本は税金の使い方がおかしい」と話しました。
スタッフの学生は「勉学がメインなのにこんなに多くの学生が苦しんでいて切ない。少しでも不安や大変さを共有できてよかった」と話しました。
同会は5月に学生支援を山梨県に要請する予定です。
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