米軍実弾訓練をやめよ 北富士演習場でまた火災
在沖米軍海兵隊が19日から実弾訓練を実施している陸上自衛隊北富士演習場(富士吉田市、山中湖村)で21日午後6時ごろ、着弾地付近で枯れ草などを焼く火災が発生。陸上自衛隊が消火活動にあたり約1時間後に鎮火しました。
2月の訓練とあわせ今年5回目。砲撃訓練監視行動をしている「北富士演習場全面返還・平和利用県民共闘会議」によると、21日は214弾の砲撃を確認。19日からの3日間で381弾の砲撃を確認しています。
北富士共闘会議の菅沢三郎事務局長は「激しい着弾でまた火災となり、延焼すれば人命にかかわる。住民無視の危険な訓練は直ちにやめるべきだ」と語りました。
北富士共闘会議は訓練開始の19日、JR甲府駅南口で演習に抗議して宣伝。加盟団体から17人が参加し、「富士山に砲弾を撃ち込むな」「戦争の訓練ではなくコロナ対策にこそ税金使え」などのプラスターを掲げアピールしました。
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