生活保護 扶養紹介で妨げるな 木内市議が代表質問
甲府市議会で3日、日本共産党の木内直子市議が代表質問に立ち、生活保護制度で親族に金銭的援助が可能か問う扶養紹介についてただしました。
木内氏は「新型コロナの影響で生活に困窮する人が増えている。生活保護は国民の権利、ためらわず相談をと周知すべき。扶養紹介はやめるべきだ」と求めました。
深澤篤福祉保健部長は「生活保護は健康で文化的な最低限の生活を維持するための最後のセイフティーネットと認識している。扶養紹介が申請の妨げにならないよう対応する」と答弁しました。
市が扶養紹介を行って援助につながった事例は「本年度はない」と答弁があり、木内氏は「対応を変え、運用を見直すべきだ」と追及しました。
介護保険料について「3年ごとの見直しのたびに引き上げられ、2018年度は10・4%値上げ、開始当初の月から2・2倍以上だ」と指摘し、引き下げを求めました。深澤部長は「コロナ禍で高齢者の負担増を抑えるため、保険料額を据え置きと判断した」と答えました。
その他、市立高校と公立中学校で生徒が性別にかかわらず制服を選択できるように求めたことに対し、「市立高校の女子生徒のスラックス着用について検討を始めた」と答弁がありました。
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