多様性認め合って共生社会を 国際女性デー山梨集会
国際女性デー山梨集会が7日、甲府市の男女共同参画センターで開かれ、約50人が参加しました。山梨県立大学名誉教授の堤マサエさんが「多様性を認め合う家族と社会」をテーマに講演しました。
堤氏は、ジェンダー平等について「生まれ持った性でなく社会的文化的性を見直し、自分らしく生きる性の多様性が普通になってきた」と強調しました。女性の生き方の変化で結婚も多様化し家族関係も多様化している現状を語り「多様性を認め、生きやすい社会、安心、安全を確保した共生社会づくりが求められている」と訴えました。
選択的夫婦別姓の審議会に参加した堤氏は、議論が立ち往生していることを憂い「声を上げていこう」と呼びかけました。
活動交流で3人が発言。新婦人県本部の榊原美由紀事務局長は「県の男女共同参画センター2カ所を廃止する方針に、県内女性団体が存続を求める請願を提出した。協力し合ってがんばりたい」と報告しました。
集会は「ジェンダー平等の実現に向けて世界の女性たちと連帯しよう」のアピールを採択しました。
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