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2020年12月 8日 (火)

「オール野党」で新しい政権を 志位委員長が甲府で訴え

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日本共産党の志位和夫委員長は5日、甲府市のJR甲府駅前で街頭演説し、「次の総選挙で共闘の力で政権を交代させ、『オール野党』で新しい政権をつくろう。日本共産党の大躍進で、南関東比例現有2議席を絶対確保し4議席以上を」と訴えました。会場の「よっちゃばれ広場」は距離をとりながら県内各地からの参加者で埋まり、聴衆は大きな共感の拍手でこたえました。

志位氏は、「菅政権のコロナ対策は無為無策と逆行だ」と指摘し感染防止の具体策として「面の検査」「社会的検査」を提起しました。医療崩壊を防ぐために医療機関への減収補てんを強調。すべての国民が年を越せるよう持続化給付金や家賃支援給付金など直接支援の継続・拡充を訴えました。

日本学術会議の任命拒否問題について「科学を政治の支配下におけば社会全体の進歩がそがれ、国民の利益も損なわれる。科学を政治のしもべにしてはならない」と力を込めました。

最後に志位氏が「戦後最悪」の安倍前政権よりも強権的で冷酷な菅政権を倒し、新しい政権をつくろうと訴え。聴衆は拍手で応えました。

さいとう和子衆院南関東比例候補と大久保令子山梨2区候補も訴えました。

さいとう氏は、「自助」といって医療・介護・教育の負担を押し付ける菅政権を批判。「消費税の減税こそいま必要。命とくらしが守られる政治に根本から切りかえよう。国民こそ主人公を掲げる共産党を大きく躍進させてください」と訴えました。

大久保氏は菅政権に対する有権者の怒りの声を紹介し「政治への思い、希望の声を集めて国政に届けるために全力を尽くします」と決意を語りました。

ツイッターなどで知った学生や高校生らも参加。「一つ一つの話に中身があってよかった。次はいつ来ますか」と話した高校生がサインを求めると志位委員長が応える場面もありました。

参加した女性(70)は「GoToはやめて医療機関の減収補てんをしてほしい。共産党の国会議員が増えて政権交代につながるよう期待します」と話しました。

ビラを見て知ったと話す30代の女性は「すべて大切な話で実行されるべき。学問の自由は守ってほしい。信頼できる共産党に伸びてほしい」と語りました。

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