過労死許さない 甲府市で対策推進シンポ
厚生労働省主催の「過労死等防止対策推進シンポジウム」が25日、甲府市内で開かれました。
シンポジウムは、過労死等防止のために活動する民間団体を支援するとして、「働くもののいのちと健康を守る山梨県センター」の協力で運営されました。
フリー記者の牧内昇平さんが講演し、取材先の過労死・パワハラ事件の実態を報告しました。労災認定されたものでも毎年100人以上あると指摘し、過労死を「他人事」にしないで「自分事」ととらえ、周りの人に事実を伝えてほしいと強調しました。
国土交通労組支部役員は、増え続けている「非常勤職員」が6年目の雇用更新時にパワハラで契約を諦めさせる実態を告発し「パワハラ公募とよばれる深刻な人権侵害。公務の職場こそ人間らしい働き方を実現したい」と訴えました。
山梨県センターの佐藤均理事長は「長時間労働、ハラスメントによる過労死を許してはならない。コロナで働く場所や環境が深刻になるなか、働き続けられる社会のために国に抜本的対策を求めましょう」と語りました。
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