学生支援の輪広がる 諸団体から食料 甲府
山梨高等教育無償化を進める会(根津健一代表)は17日、甲府市の山梨大学に近接する駐車場で学生支援の「ほっとまんぷくプロジェクト」を開き、同大の学生75人が食料を受け取りました。
甲府市で2回目の企画で民青同盟山梨県委員会が同会によびかけ、参加団体の山梨民医連、新婦人山梨県本部、山梨県高教組などが協力し、米600キロやレトルト食品などを集めました。子ども食堂などを運営している諸団体からの食料支援もあり支援の輪が広がりました。
学生からは「バイトが半分になってギリギリの生活」「家賃とか削れないので食費やノートなど勉強道具を削っている」などの実態や「実習に行けないので心配」など授業への不安が寄せられました。
高校3年生2人もスタッフとして参加。2人は「医療関係に進学したいので何か役に立ちたい。多くの人が笑顔になってうれしい」「他人事とは思えない、進学を考えると学費をもっと下げてほしい」と語りました。
民青同盟の学生スタッフは「自分ができることをして、多くの学生の声を集め、国や県を動かしたい」と話しました。
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