安保法制違憲訴訟 原告ら思い語る 甲府地裁
安保法制は憲法違反であり、平和的生存権が侵害されたとして国を相手取り180人が提訴した裁判の第9回口頭弁論が9月29日、甲府地裁であり、原告団長の金野泰晴さんら6人の原告本人尋問が行われました。
金野さんは「集団的自衛権の行使により、自衛隊が海外の戦争に巻き込まれる。海外で活動するボランティアも9条があったからこそ続けてこられた」と述べ、「子どもたちを戦争でなくしたくない一心で、スタンディング宣伝を毎朝続けている。日本を戦争する国にしてはならない」と訴えました。
原告弁護団の加藤英輔弁護士は「原告がそれぞれの経験した事実をもとに安保法制によって受けた精神的苦痛を具体的に話したことは、裁判官の心に響いたのではないか」と語りました。
弁護団は結審に向け、次回にまとめとなる準備書面を提出します。
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