空床補てんを支給 県議会開会
県議会が17日開会し、長崎幸太郎知事が約898億円余の2020年度一般会計補正予算案を提出しました。
予算案には新型コロナウイルス対感染症患者の受入支援事業費補助金として約29億円の予算を計上。治療や疑似症患者受け入れのためベットを確保したり、4人部屋を個室にした病院への空床補てんが4月にさかのぼって支給される(4月補正予算分も含め)ことになります。
6月議会で日本共産党の小越智子県議が国の基準にそって支給するよう求め、山梨民医連などの医療団体も繰り返し県に要請していました。
さらに、インフルエンザ予防接種への助成(65歳以上を無料とするなど)、県立高校の手洗い場を自動水栓に整備、県の要請により施設利用の休止を行った指定管理者に減収補てんする予算が盛り込まれました。
これらは空床補てんとともに、党県委員会が知事へ第3次コロナ対策の要望書(8月5日)で求めていたものです。
会期は10月6日まで。小越県議が28日に一般質問に立ちます。
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