甲斐市バラ園建設 市長白紙化表明 住民投票は否決
甲斐市議会は14日、臨時議会を開き同市が計画する「フラワーパーク&ミュージアム」整備運営事業の是非を問う住民投票条例案を賛成6、反対13、欠席2の反対多数で否決しました。
整備事業は、旧山梨県緑化センターの跡地活用事業として施設を建設。バラ園と美術館を中心とした施設に再整備する計画で総事業費は約38億円と試算。市民団体「市民の声甲斐」が7469人の有効署名を集めて建設の是非を問う住民投票条例制定を求めて本請求していました。
日本共産党の谷口和男市議が条例制定に賛成の討論を行いました。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、計画の一時凍結の考えを示していた保坂武市長は、臨時会後の会見で「経済の回復に時間がかかる」として計画について「白紙化を含めて考える」と述べました。
市民の声甲斐は「今後の社会経済情勢が見通せない中、事業の白紙撤回を英断し、感染終息後の経済の立て直しのために事業費を振り分け、身の丈にあった計画の見直しを考えるべきだ」と声明を発表しました。
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