授業料減免 給付制奨学金を 民青が知事に要請
民青同盟山梨県委員会(北村星那委員長)は24日、長崎幸太郎知事に新型コロナウイルスの影響で経済的に困難な学生に授業料の減免などを求める要請を行いました。
同委員会は「学生実態アンケート」を実施し、結果をまとめて県に提出しました。回答者195人のうち、4割の学生が「バイトのシフトが減った、辞めることになった」と答えています。
要請書では、「すべての学生がこの先も安心して学生生活を続けられるよう行政の支援が緊急に求められている」として▽休校中の学費は国が全額補てんして学生に返還するよう政府に求める▽家計が急変やアルバイトの減収など経済的な困難に陥っている学生に授業料減免・免除、給付制奨学金を受けられるよう政府に求める▽オンライン授業で新たな学生負担が生まれないよう費用の補助をする―などを求めました。
県の担当者は「県として何が支援できるか検討していきたい」と答えました。
北村委員長は「学生から『収入無くなりお金がない、助けてください』と切実で大変な声が寄せられています。学ぶ権利を守る立場で金銭的支援とか環境の整備をして県内の学生が困らない体制をつくってほしい」と話しています。
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