美術館・バラ園建設の是非問う 住民投票条例制定へ署名提出
甲斐市が計画する「フラワーパーク&ミュージアム」整備運営事業の是非を問う住民投票条例制定を求めて、市民団体「市民の声甲斐」(望月久恵代表)は25日、7902人の署名を市選挙管理委員会に提出しました。
同会によると受任者255人が1カ月かけて市民に署名をよびかけ、直接請求に必要な1237人を上回り有権者の12・8%が署名しました。住民投票条例は市選管の審査などを経て、市議会で審議されます。
整備事業は、旧山梨県緑化センターの跡地活用事業として施設を建設。バラ園と美術館を中心とした施設に再整備する計画で総事業費は約38億円と試算されています。
望月代表は「署名活動を通じて多くの市民に計画の問題点を知ってもらえた。有権者の8人に1人以上の署名が寄せられたことの意味は大きいと思います。市民の思いを受け止めて市長や市議会は有効な判断をしてほしい。市民の意見を聞くために住民投票を行ってほしい」と語りました。
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