「日の丸・君が代」強制やめて 県教委に新婦人県本部
新日本婦人の会山梨県本部(豊木桂子会長)は13日、市川満県教育長あてに、卒業式や入学式で「日の丸・君が代」を子どもや教職員に強制しないことを要請しました。
要請書で「卒業式や入学式は子どもの成長を喜びあう大切な行事。日の丸・君が代は侵略戦争のシンボルとして使われ、さまざまな考えを持つ人があり、強制は子どもの発達を願う学校現場にふさわしくない」と指摘。子どもを主人公とした式に日の丸・君が代を強制しないよう求めました。
応対した県高校教育課の担当者は「卒業式・入学式はそれぞれの学校の行事だから学校ごとの自主性に任せている」と答え、県教委として強制するものでない考えを示しました。
申し入れには、日本共産党の小越智子県議が同席しました。
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