甲斐市の美術館・バラ園建設問う 住民投票条例へ署名
甲斐市が計画する「フラワーパーク&ミュージアム」整備運営事業の是非を問う住民投票条例制定をめざし、市民団体「市民の声甲斐」(望月久恵代表)は20日、市から署名活動に必要な「請求代表者証明書」の交付を受けました。
市は、旧山梨県緑化センターの跡地活用事業として美術館とバラ園を中心とした施設を建設。総事業費は約38億円と試算しています。保坂武市長は2020年度当初予算案に用地購入費を含む約5億8千万円を計上する方針を発表しました。
同団体は、市民集会や約4千人の署名を市へ提出するなど事業の見直しを求めてきました。署名活動は「受任者」ら約120人で3月20日までに条例案提出に必要な有権者の50分の1(約1300人)以上の署名を集める方針です。
望月代表は「市民の声を聞かないなら住民投票しかない、市民に訴え多くの署名を集めたい。建設費も多額の税金で維持管理に年間約1億円かかるとされ、若い人に負の遺産になりかねない。市民の意見を聞いて進めてほしい」と語りました。
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